ウミケムシにブラックライトをあてるとめちゃくちゃきれいに光る

ウミケムシという生き物をご存じでしょうか?
ゴカイと同じ多毛類の仲間で、日本ではおもに本州中部の以南でみられ、特に西日本に住む釣り人にとっては悪名高い外道の一つです。

名前の由来は見た目がケムシに似ているのもそうですが、体中から生えている剛毛はケムシと同様に毒針になっており、素手で触ると患部が腫れ、強い痛みや熱感、かゆみを引き起こすため、英語では”fireworm”と呼ばれています。

ウミケムシは紫外線を当てるときれい

そんなウミケムシですが、実はブラックライトを当てると、とてもきれいに蛍光します。

こちらは水中写真家でありプロダイバーでもあるマルセロ・ヨハン・オガタさんが撮影したもの。

このような蛍光を持つものは決して珍しくなく、ナイトダイビングなどでブラックライトを使って海洋生物を照らすと、意外にも多くの生物が同じように蛍光します。

蛍光の詳しいメカニズムや理由については現在情報が不足しており、新しい研究成果が発表され次第、更新予定ですので今しばらくお待ちください。

なお、ウミケムシの実際の姿を見たことがない人は、これ以上調べない方が良いでしょう…

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