道端にいたら二度見するような、おかしな見た目のハト「ポーター」とは？

人類と一緒に長い歴史を歩んできた鳥類の一つであるハトは、さまざまな時代や地域で、いろんな用途に応じて品種改良が行われ、現在までに数えきれないほど多くの品種が存在しています。

特にハトは古くから観賞を目的とした品種改良が盛んで、そのなかにはびっくりするような見た目のハトもいます。それがポーター(pouter)です！

Fancy pigeons English pouter -Youtube-
イングリッシュ･ポーター(English pouter)
イギリス原産の、ポーターのなかでも代表的な一品種。

日本でも一般的なカワラバトをベースに品種改良されているだけあって、色や模様は普段の見慣れたハトですが、その明らかに別次元の体型に思わずクスッとしてしまいます。

ポーターそのものの歴史は古く、一説によると400年前にはすでに登場していたとされており、ポーターのなかにもたくさんの種類があります。

少なくとも、あのチャールズ･ダーウィンの1868年の著書、『The Variation of Animals and Plants Under Domestication』(家畜化された動物と植物の変化について)には、イングリッシュ･ポーターについての記述があるそうです。

Dutch Cropper ( Hollandse Kropper ) -PIGEON TYPE-
ダッチ･クロッパー(Dutch Cropper)
”Dutch”は｢オランダの～｣という意味です。オランダの品種のなかで最も歴史が古く、最も大きなポーターです。

なかには、まるでハト界のロックスターのような品種も…

Reversewing Pouter Pigeons -imgur-
リバースウィング･ポーター(reverse wing pouter)
1800年代初頭にドイツで生まれたとされています。

ポーターは穏やかな性質を持っていることで知られており、とてもフレンドリーで飼いやすく、他の品種のハトとも一緒に飼う事ができるのだそう。

Norwich Cropper -UNITED PIGEON CLUB-
ノリッジ･クロッパー(Norwich Cropper)
オランダ原産のポーターで、大きな胸とスリムな足が特徴的です。イングリッシュ･ポーターから品種改良されました。

ちょっとびっくりするような見た目の品種ばかりですが、その歴史は古く、多くの人に愛されています。

▽いろんな種類のポーターが集まると…？

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Reference
English Pouter Pigeon: Origin, Appearance, Behavior, Care, And More
Pouter Pigeon: Breed Details | Origin | Breeding & Raising | Types -Back To Birds-