得体の知れない生物ほど恐ろしいものはありませんが、怖がり過ぎるのも考えものです。
「見たこともない生物がいる」との通報を受けて職員が駆け付けたところ、その正体はなんとクロワッサンでした。今月13日、ポーランド南部の都市クラクフの動物福祉協会(KTOZ)がfacebookの投稿でその経緯を明らかにしています。
これによると、「うちの前の木に茶色い生き物がいる」と女性から通報があり、「2日間居座っていて、家に入ってくるんじゃないかと思うと怖くて窓を開けられない!」と必死な様子で訴えていたといいます。
この通報に応対した動物福祉協会のスタッフは猛禽類の一種ではないかと考えましたが、女性に説明を求めると「茶色いイグアナのようだ」と答えたといいます。
ポーランドは北海道よりも緯度が高く、平均気温は4月でも10℃を下回ります。イグアナは気温が低いとじっとして動かないため、女性の見立ても全くの見当違いではなさそうです。
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職員が現場へ駆け付けると、その正体はなんとクロワッサンであったといいます。
この一連の騒動を説明したfacebookの投稿は大きな反響がありました。
クラクフの動物福祉協会は、「今回の一件で動物保護に関する通報をためらう人が増えないことを願っている」とコメントしています。