山口県周南市にある徳山動物園は公式Twitterで、オスとされていたメンフクロウの「アイ」が、検査の結果メスであったことを発表しました。
私(フクロウ)事ではありますが、今朝卵を産みました。
以前、「検査の結果、アイはオスでした」とご報告させていただきましたが、申し訳ありません、メスです。
これからは「アイちゃん」として、引き続き応援よろしくお願いいたします。#徳山動物園 #メンフクロウ #アイ #卵 #飼育員どよめく pic.twitter.com/xpvRHV2YBI— 周南市徳山動物園(公式) (@TOKUYAMA_ZOO) April 4, 2021
メンフクロウの「アイ」は、2016年10月に徳山動物園に来園し、今年の7月で5歳を迎えます。
担当飼育員もオスだと思っていた
多くの鳥類は外見で性別を判断することができないため、正確な判定には血液を採取して遺伝子検査を行う必要があります。
アイちゃんは去年11月に行われた検査の結果、オスであることが分かり、担当飼育員もオスだと思っていたといいます。
ずっと不明だった「アイ」の性別。
実は先日血液検査をして、ついに性別が判明しました。
結果は近々黒板で発表予定。
後日こちらでも結果発表しますね。
皆さんはどちらだと思いますか?#徳山動物園 #メンフクロウ #性別 #アイくん #アイちゃん pic.twitter.com/0f3u8BR7KJ— 周南市徳山動物園(公式) (@TOKUYAMA_ZOO) November 21, 2020
同園の飼育担当者は、周南経済新聞の取材に対して「メンフクロウはDNAのデータが少ないため、手探り状態だったと思う」と説明し、「体型や行動からも雄だと思っていた」と語りました。
また、担当飼育員は動揺のあまり思わず部屋の扉をいったん閉めたといいます。
今回、アイが産んだ卵は無精卵で、この卵からひなが孵ることは無いそうです。
同園はTwitterで「これからはアイちゃんとして引き続き応援よろしくお願いいたします」とコメントしています。