ヤマアラシは全く襲われないわけではありませんが、その鉄壁な防御により実質的な天敵はほとんどいません。ヒョウやライオンがヤマアラシを襲うのは基本的に飢えているときです。
常に背後をみせ威嚇するヤマアラシ。ヒョウの手は血により赤くなっており、時折針が刺さっては引き抜いて、攻撃のチャンスを伺います。
ヤマアラシの針は、自らに刺さったり仲間から刺されることによる細菌感染症を防ぐために抗菌作用があるため、細菌感染が起きにくいといった報告もありますが、この傷がもとで細菌感染を引き起こす可能性も0ではありません。
重要な臓器にまで深く針が突き刺さり死んでしまうこともあるため、ヒョウにとってはかなりの賭けでしたが、文字通り痛い目をみて終わりました。
▽もちろん狩りに成功することもあります。しかし顔には針が…
痛そう