マンハッタンのとある区画にしか生息しないアリ、マンハッタンアリとは?

アメリカ・ニューヨークのマンハッタンは、研究者も驚くほどアリの多様性に恵まれていることが研究により明らかになっていますが、なかにはマンハッタンのとある一区画にしか生息しないアリもいます。


ニューヨーク・マンハッタンの63番通りにある中央分離帯。GoogleMapより

マンハッタンのアッパーウエストサイドのブロードウェイ63番通りと76番通りの間にある中央分離帯に生息しているこのアリは、2010年にノースカロライナ州立大学の生物学者であるロブ・ダン(Rob Dunn)氏が、これまで知られていた約13,000種以上ものどのアリとも異なる新種であることを発見し、マンハッタンアリ(通称:ManhattaAnt)と名付けられました。


New breed of ruffi-ant found in Manhattan -NEW YORK POST-

このアリはどうやら乾燥した暖かい都市環境に順応しているようで、コーンフィールドアントと呼ばれているヨーロッパ原産のアリに近い仲間なのだそうですが、コーンシロップが主食であるため近縁のものより体内の炭素レベルが高いのだそう。

もしかしたらあなたの街にも、未知の新種がひっそりと息づいているのかも…?

注意!
この記事は発見時の情報に基づいて特筆されています。情報は随時更新予定ですが、必ずしも分類や分布が最新のものとは限らないことにご注意ください。

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New breed of ruffi-ant found in Manhattan -NEW YORK POST-

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