冬毛が生えてモコモコになった馬をブラッシングすると、とんでもない量の毛が抜ける

犬や猫と同様にもちろん馬にも換毛期、つまり毛の生え替わりがありますが…しかし、抜ける毛の量は大型犬などの比ではありません。
ではどのくらい毛が抜けるのでしょうか、その動画がこちら！

Shaving the horse’s coat is really smooth.
by u/ryan_innovation in Damnthatsinteresting

馬専用のくしを使って丁寧にとかすと、信じられないほどの毛が抜けていきます。この動画を紹介した海外の掲示板では、毛を剃っているものと間違えて説明していたものもありました。

馬は年2回の換毛期があり、1回目は寒くなる秋頃に夏毛が抜けて冬毛に生え替わり、2回目は暖かくなる春頃に再び冬毛が抜けて夏毛に生え替わります。

興味深いことに、馬では気温の変化でこうした毛の生え変わりが起きるのではなく、日照時間により決まるのだそう。つまり、冬になり日が短くなると冬毛に生え変わる準備が始まるのだといいます。

冬の毛は長くて毛の密度も高いために、住んでいる地域や品種、個体によってはかなりモコモコになってしまうこともあり、換毛期にブラッシングすると、この動画のように大量に毛が抜けるというわけです。

しばしば鳥が巣材集めに犬の抜け毛を持っていくことがありますが、この大量の毛でいったいどれほどの巣が賄えるのでしょうか。