おそらく世界一かわいい反射、生後半年までしかみられない赤ちゃんの「ギャラン反射」とは?

手を握り返す「把握反射」や、足の外側をなでると足の指が開く「バビンスキー反射」、支えながら立たせるとまるで歩くように足を踏みふみする「歩行反射」など、赤ちゃんにはとても可愛らしいさまざまな反射がみられますが、なかでも特にかわいい「ギャラン反射」というものをご存じでしょうか?

このギャラン反射は、赤ちゃんの背骨に沿って左右いずれかの外側を優しくこすると、こすった側に体幹を曲げる不随意運動で、うまく反射が起きるとこのように赤ちゃんが腰をふりふりと動かします。

ギャラン反射はなぜ起きるのか?

ギャラン反射(Galant relfex)はガラント反射とも呼ばれることがあり、もともとは赤ちゃんが産道から出てくるためのもので、分娩中の収縮に伴って、刺激された側の体幹が曲がることで産道から出てくる手助けをしてくれます。

産まれる時に必要な反射なので、赤ちゃんでは胎児期後期にはすでにこのギャラン反射が起きるようになっており、個人差や文献によってもまちまちですが、おおむね半年くらいまではみることができます。

TwitterなどのSNSでこのギャラン反射について検索すると、多くの方がこの貴重で可愛らしいこの反射について動画投稿しているためぜひ検索してみましょう。

ただでさえかわいい赤ちゃんですが、可愛いらしいギャラン反射の動きと組み合わさり、どの動画もとても癒されるものばかりでした。
この記事のタイトルには「世界一かわいい反射」とありますが、しかしながら、結局のところ赤ちゃんは何をやっても世界一かわいいものです。

Reference
WHAT IS THE SPINAL GALANT REFLEX? -HARKLA-

この記事へのコメント

おで名無しさん

可愛い!実際に見てみたいけど赤ちゃんが近くにいないから残念。

コメントを投稿する