家に住みついたキツネの親子のお引越し動画が可愛すぎる

動物たちにとって安全な住処の確保はとても重要なことです。子育てをするならなおのことで、通常は樹洞を見つけたり巣穴を作ったりしますが、構造的に安全でしかもエサなどが豊富にある民家に住み着いてしまうこともしばしばあります。

しかし、人と野生動物たちが文字通り”同じ屋根の下”で暮らすことはお互いにとってあまりいいことではありません。

カナダで活動している動物管理会社｢Gates Wildlife Control｣は、民家に住み着いてしまったタヌキやキツネ、コウモリからオポッサムまで、さまざまな動物の”お引越し”を行うスペシャリストで、Youtubeチャンネルに作業の一部始終を公開しています。

今回ご紹介するのは、とある民家のデッキに住み着いてしまったキツネの親子のお引越しの動画で、ショートバージョンの動画では1,000万回再生されました。どうやらお母さんキツネが子育てのためにデッキに住み着いてしまったようで、生まれて間もない赤ちゃんキツネも一緒のようです。

40年以上のキャリアを持つプロだけあって、手際よくデッキを切り離して最初の赤ちゃんキツネを取り出しました。このYoutubeチャンネルの醍醐味はなんといっても可愛らしい動物の赤ちゃんがたくさん出てくるということ。

赤ちゃんは一旦袋に入れたのち、元あった巣の近くに設置した木箱に入れておきます。蓋を開けておくと….？

お母さんキツネがやってきました。お母さんキツネは巣の状況が変わっていることを確認すると、周囲を警戒しつつも一匹ずつ取り上げて別の安全な場所へすべての赤ちゃんを移動させます。

ちゃんと最後に赤ちゃんが残っていないかを確認するお母さんキツネ。Gates Wildlife Controlの説明によると、動物たちは自分の赤ちゃんが何匹いるのかは把握していませんが、最後の一匹を移動させても必ず木箱に戻って｢最後の確認｣を行うとか。

あとはデッキを元に戻せば作業終了です。他にも様々な動画がYoutubeにアップロードされているので、他のSNSと合わせてぜひチェックしてください！