犬や猫のなかにはハート模様やパンダ模様など、可愛らしい模様が見られることがありますが…あまりに紛らわしい模様を持っていたために落書きと間違えられた犬がいます。
あるとき、生まれて間もない犬がシベリアの町をうろついていました。生後5か月ほどのこの犬はどうやら捨てられたようで、しかも顔にはひどい落書き…犬の顔には太い眉毛が描かれていたのです。
地元の保護職員はこの犬の落書きを落とそうと、丁寧に丁寧に洗い上げますが、しかしどれだけよく洗ってもこの眉毛は消えません…
それもそのはずで、この落書きにみえる眉毛は、実は生まれつきのものだったからです。のちに、この事実は獣医師によっても認められました。
保護施設の職員はこの犬に、眉毛が特徴的なメキシコの高名な画家であるフリーダ・カーロから取って「フリーダ」と名付け、SNSを通じて飼い主を募集しました。
すぐにでも里親が殺到しそうなものですが、実際にはその見た目から受け入れられず…5日経ってようやく、現在の飼い主であるオクサナ・マイムシナさんの目に留まります。
オクサナさんによると、この犬に関する投稿をみたときに思わず涙してしまい、里親になることを強く心に決めたのだそう。オクサナさんはこの犬を「ベティ」と名付けました。
今でも可愛い眉毛は健在
そして現在では、オクサナさんが立ち上げたInstagramでベティの評判はたちまち広がり、今ではたくさんのファンがいます。
ベティはとても賢く、言いつけをきちんと守るうえに、家にいる他の犬や猫とも仲良く生活しているのだそう。
ベティの眉毛模様は獣医師の推測通り、年齢を重ねるごとに徐々に薄くなってきてはいますが、可愛らしい眉毛は今なお健在です!
眉毛がある分、表情がとても感情豊かに見えるのもベティの魅力の一つです。飼い主のオクサナさんはInstagramでベティとの日常を頻繁に投稿しているので、ぜひ覗いてみてください!
Reference
brovisvoi -Instagram-
Famous stray puppy with ‘human eyebrows’ finds forever home after being abandoned -Mirror-
Shelter Dog Gets Rejected Because of Its Perfectly Arched Eyebrows -ODDITYCENTRAL-