私たち人間は二足歩行の動物なので物を運ぶのには困りませんが、四足歩行の動物が食べ物や巣材などを運ぶにはどうすれば良いでしょうか?
通常であれば犬や猫のように口でくわえて運ぶのが一般的ですが、なかには一時的に立ち上がることで、前肢を自由に使える動物もいます。例えば、ビーバーがとても良い例です。
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ビーバーの巣作りには大量の枝が必要なため、ビーバーは物を運ぶのがとても得意です。口でくわえて運ぶのはもちろん、私たち人間と同じように前肢とあごを使って抱えこむことで一度に何本もの枝を運ぶこともできます。
同じように巣材を集めるものにはアルマジロもいますが、アルマジロはどのようにして枝や落ち葉を運んでいるのでしょうか?
アルマジロはおもに小さな虫などを食べて生活しているため口がとても小さく、一般的な四足歩行動物が行っているようにくわえて運ぶことは困難です。
また、一時的に立ち上がることはできますが、前脚は穴を掘るためにかなり特化しているため、ビーバーのように立ち上がりながら前脚で物を掴んで運ぶことはできません。
――アルマジロはどのようにして巣材を運ぶのか、その意外な方法がこちら!
アルマジロの巣材の運び方が可愛すぎる
完全に丸くなることができるアルマジロは、約20種いるアルマジロのうちミツオビアルマジロとマタコミツオビアルマジロの2種だけですが、丸くはなれずとも一部のアルマジロはお腹で抱え込むような動きは得意!
このように、アルマジロでは前肢で地面に落ちている落ち葉や枝などを集めて抱えながら、後ろ向きにジャンプして巣まで運んでいくのです!
うしろが全く見えていない状態で、小刻みにピョンピョンと跳ねながら一生懸命運んでいる様子はついつい応援したくなってしまいますね。
今回、この行動が確認されたのはすべてココノオビアルマジロだけでした。
アメリカで最も広く分布しているココノオビアルマジロだからこそ、多くの動画が投稿されているだけかもしれませんが、丸くなることができるアルマジロが2種だけであるように、すべてのアルマジロが同じように巣材を運べるとは限らないのでご注意ください!