スパイダーマンのような配色のトカゲ「ムワンザ・アガマトカゲ」

2018年10月26日


agama mwanzae flickr photo by oliver.dodd shared under a Creative Commons (BY) license

赤く鮮やかな上半身と、青い下半身――まるでアメリカンコミックの『スパイダーマン』のようなカラーリングのこのトカゲはムワンザ・アガマ(学名:Agama mwanzae)という。アフリカ南部に生息しているこのトカゲはスパイダーマンに似ているということから、海外で多くの人気を博し、ついにはスパイダーマンリザードとまで呼ばれるようになった。


Boy Agama lizards have a lover’s tiff flickr photo by Nagarjun shared under a Creative Commons (BY) license
しかし、メスは意外にも地味な灰色を呈している。こちらはオスよりも乾燥した砂地や岩場、樹上でよく隠れることができる。

これと似た種には同じアガマ属のレッドヘッド・ロックアガマ(学名:Agama agama)、別名レインボーアガマもいるが、この種では頭部だけが赤い。ナミブロックアガマトカゲと呼ばれる種(学名:Agama planiceps)は頭部と、それから尻尾も赤くなる。本種と似たような種類が多く、しばしば混同がみられるため注意が必要かもしれない。しかしながら、いずれもそのカラーリングからスパイダーマンリザードと呼ばれているようだ。


Lizard Fight flickr photo by Jason Pratt shared under a Creative Commons (BY) license
レッドヘッド・ロックアガマ(Agama agama)。レインボーアガマトカゲとも呼ばれる。頭部だけが赤い。


Red-headed Agama (male) Agama agama, Fairchild Tropical Gardens, Coral Gables, Florida flickr photo by judygva shared under a Creative Commons (BY) license
ナミブロックアガマトカゲ(Agama planiceps)は頭部と尻尾が赤い。

ムワンザ・アガマトカゲが成体になったときの大きさは30cmほど。大人しくて飼いやすいという。スパイダーマンのファンも、爬虫類のファンもきっと気に入るだろう。器用に木登りをする姿は紛れもなくあのヒーローだ。


Red-headed Agama flickr photo by Stig Nygaard shared under a Creative Commons (BY) license


Agama lizard bobs head up and down to scare me flickr photo by Nagarjun shared under a Creative Commons (BY) license

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