ニュージーランドのホワイト島で噴火、6人が死亡、8人が行方不明に


Do you want landing ? flickr photo by uphillblok shared under a Creative Commons (BY-SA) license

ニュージーランド北部にあるホワイト島の活火山が、現地時間9日午後2時11分に噴火した。調査当局によると、噴火当時では47名の観光客が噴火口の近くにいたとされており、この噴火によって6人が死亡、8人が行方不明になっているという。

残りの30人は病院で手当てを受けており、3人はすでに検査を終えて退院している。10日現在でも行方不明者の捜索が行われているが、捜査当局は行方不明者の生存は絶望的であるとの見方を示している。行方が分からなくなっている観光客にはアメリカ、中国、マレーシア、イギリスからの旅行者も含まれているという。

ホワイト島は直径約2kmほどの島で、実は海中にある巨大な火山の約30%だけが海面から出ている火山島だ。毎年およそ1万人の観光客が訪れており、有毒ガスを防ぐためのガスマスクを着用して噴火口を歩く観光ツアーが人気であった。しかし、ここ50年間では頻繁に噴火を繰り返しており、近年では2016年に噴火していた。
ここ最近になって、ホワイト島における噴火警戒レベルは「1」から「2」へと移行していたという。

午前中の観光ツアーに参加していたマイケル・シェイド氏は噴火前に噴火口付近の様子を動画で撮影し、Twitterで公開していた。

シェイド氏がツアーを終え、ボートに乗った直後に火山が噴火。その後、ボートはすぐに桟橋へと引き返し、何人かを乗せて脱出したという。

現場は非常に危険な状態となっており、救助活動が困難となっているため、現在では軍が応援に駆けつけているが、降り続ける大量の火山灰のためになかなか現場に近づけず、上空からの捜索だけにとどまっているという。