環境省が外来ザリガニ規制に関する相談に対応する「ザリガニ相談ダイヤル」を開設

去年11月2日、外来生物法に基づいてアメリカザリガニを除くすべての外来ザリガニ類が特定外来生物に指定されましたが、環境省は規制の内容や飼育しているザリガニについての問い合わせに対応するためにザリガニ相談ダイヤルを開設しました。

外来ザリガニは水生動植物を食べて荒らすだけでなく、すみか周辺の水草を刈って開放的な環境に整えるという特殊な習性などから、生態系への影響が懸念されていました。

また、日本の在来種であるニホンザリガニと競合したり、ザリガニペストや白班病を運搬することも大きな問題となっていました。

そこで環境省は、アメリカザリガニを除くすべての外来ザリガニを「特定外来生物」に指定し、これらの飼育・運搬・販売や譲渡・野外への放出などを禁止しました。違反した場合には300万円以下の罰金または3年以下の懲役が科されます。

エピネシス・コラムズ
アメリカザリガニは特定外来生物に指定する要件を満たしているものの、特定外来生物に指定した場合には飼育個体の大量廃棄や社会的な混乱が大きいと判断されたため、今回の指定は見送る形となりました。

現在飼育されている外来ザリガニについては、今年5月1日までに環境省に申請して許可を得る必要がありますが、規制対象外となるアメリカザリガニかどうか分からない、規制の内容を詳しく知りたいといった問い合わせが相次いていました。

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アメリカザリガニにも青色や黄色、白色や黒色が流通しており、一見するとアメリカザリガニに見えないものも少なくありません。

これを受けて環境省は外来ザリガニの相談ダイヤルを開設し、これらの問い合わせに対応すると発表しました。受け付けは毎日行っており、時間は午前9時から午後5時までとなっています。

飼育許可の申請期限は今年5月1日までとなっていますが、もちろん販売や繁殖、移動などは違法行為にあたるため注意が必要です。

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