オーストラリアにあるアリススプリングスのカンガルー保護施設で、母親を亡くした赤ちゃんカンガルーが「最初の一歩」を踏み出す映像が公開されました。
このカンガルー「ティミー」は、道路ではねられてしまった母親の袋の中から発見されたもので、現在は孤児となってしまったカンガルーたちを保護する施設「カンガルーサンクチュアリ」で生活しています。
カンガルーの赤ちゃんは体長約2cm、体重約1グラムという非常に未熟な状態で生まれることで知られており、通常数か月は母親の袋(育児嚢)のなかで母乳を飲んで育ちます。
このティミーが保護されたときにはまだ目も開いてもいない状態でしたが、飼育員たちの献身的なケアによってようやく「最初の一歩」を踏み出すことができました。
まだまだ袋が大好きなティミーですが、いずれはオーストラリアの大自然を駆け回る姿が見られることを期待しています。
カンガルーサンクチュアリのInstagramアカウントでは、この子たちが成長していく姿を配信しています。