かつてないほどの高解像度で撮影された太陽黒点の画像が公開される――米国科学財団

米国立科学財団(National Science Foundation:NSF)はこのほど、このダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡によって撮影された高解像度の太陽黒点の画像を公開しました。


Inouye Solar Telescope Releases First Image of a Sunspot
photo by NSO/AURA/NSF

今回公開された画像は今年1月28日に撮影されたもので、黒点の直径はなんと約1万6,000km。直径約1万2,700kmの地球がすっぽりと入る大きさです。

この画像を撮影したダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡(Daniel K. Inouye Solar Telescope:DKIST)は米国立科学財団の支援によって建設され、米国立太陽観測所(National Solar Observatory:NSO)によって運用されている世界最大の太陽望遠鏡です。

ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡
マウイ島ハレアカラ山頂にある、ハレアカラ天文台のダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡(画像左側)。
Ekrem Canli [CC BY-SA]

今年1月にも高解像度の太陽表面の画像を発表

また、同財団は今年1月にも高解像度の太陽表面の様子を公開していました。これは今回公開された黒点の画像と同時期に撮影されたものです。

太陽表面の粒状斑
ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡によって観測された、太陽表面の様子。
NSO/AURA/NSF [CC BY]

これらの画像が撮影されたときの太陽は活動極小期が過ぎ、第25太陽活動周期に入ったばかりでした。太陽はこれから活動が活発になり、2025年7月に活動の極大期を迎える見込みです。

これから太陽活動が活発化していくなか、次はどのような「新しい太陽の姿」を私たちに見せてくれるのでしょうか。

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