密猟者に狙われる白いキリン、生き残った最後の1頭にGPS発信機が取り付けられる

このほど、野生生物保護当局はケニア確認されていた「白いキリン」についてGPS発信機を取り付けたと発表しました。

この白いキリンは2017年の8月初旬にケニア北東部にあるイジャラの自然保護区にて確認された3頭のうちの1頭で、体が白いのはメラニン色素の合成に関わる遺伝子異常により白くなる「アルビノ」ではなく、皮膚や体毛の色素が少ないために体色が白くなる「白変種」であることが理由であると考えられています。

▽ヒロラ保護プログラムが2017年8月に投稿した白いキリンの親子

発見当初、白いキリンは3頭が確認されていましたが、今年3月に母親のキリンと生後7か月の子が白骨化した状態で発見されました。野生生物保護当局は武装した密猟者により殺害されたものとみており、残るは死んでしまった母親キリンの子とみられる若いオスキリン1頭のみとなりました。

アルビノ・白変種の個体は他のキリンよりも密猟者に見つかりやすく、その希少性からも狙われやすいといいます。


An Interesting Animal flickr photo by JustinJensen shared under a Creative Commons (BY) license

野生生物保護当局はこの白いキリンの角(オシコーン)にGPSを取り付けたことにより、毎時間居場所をチェックできるようになりました。

野生動物が野生のままに一生を終えることができるよう、保護当局は今後も密猟者を取り締まりながら白いキリンを見守っていく方針です。

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