イタリア・サルデーニャ島で緑色の体毛を持った子犬が生まれる

イタリア・サルデーニャ島でこのほど、緑色の体毛を持った子犬が生まれるという出来事がありました。この子犬は、体毛の淡い緑色にちなんで「ピスタチオ」と名付けられたといいます。

今年9月、サルディーニャ島で放羊業を営んでいる男性の家で、スペラッキアという雑種犬が5匹の子犬を生みました。このうち4匹は母親と同じ白色でしたが、なんとそのなかの1匹は緑色で、飼い主の男性はとても驚いたといいます。


Youtube Inside EditionPuppy Born With Green Fur Named Pistachio

なぜ毛の色が緑色になったのか?

これは子犬が子宮にいるときに、緑色の色素として知られるビリベルジンにさらされることによって生じたものと考えられています。

ビリベルジンは赤血球のヘモグロビンの分解過程で生じる胆汁色素で、淡緑色のあざや、乳児にみられる緑便の原因色素としても知られています。

エピネシス・コラムズ
ミドリチトカゲの血液が緑色であるのは、このビリベルジンによるものです。

ピスタチオくんの体毛が緑色なのは、母親の胎盤から多くのビリベルジンが分泌されたか、あるいはピスタチオくんが子宮内で多くのビリベルジンを含んだふんを排出したために染色したものと考えられており、いわばアザラシにおける「イエローコート」のように一時的ものとされています。

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緑色の犬が生まれた例は他にも

緑色の犬が生まれたのは今回が初めてではありません。例えば2005年にはアメリカ・カリフォルニア州で緑色のゴールデンレトリバーが生まれ、「ワサビ」と名付けられました。

2012年にはイギリスで緑色のラブラドールレトリバー「ハルク」が誕生しており、2014年にはスペインで緑色の雑種犬「ハルク」が誕生しました。

2017年にイングランドで生まれた緑色のラブレドールレトリバーは、映画『シュレック』のフィオナ姫にちなんで「フィフィ」と名付けられ、さらにその数か月後にはスコットランドで緑色のゴールデンレトリバーが生まれ、「フォレスト」と名付けられています。

また、今年においても1月にアメリカ・ノースカロライナ州で緑色のジャーマンシェパードが生まれ、「ハルク」と名付けられました。

どうやら、緑色の子犬の名前としてはマーベル・コミック作品に登場する、緑色の肌をしたヒーロー・キャラクター「ハルク」が定番化しつつあるようです。次はいったいどんな名前が付けられるのでしょうか。

飼い主である男性は子犬をすべて里親に出す予定でしたが、緑色のピスタチオくんは一家のもとに残し、大切に育てていく予定だそうです。

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