ジェットスーツを活用した救助活動の運用テストに成功、グラビティ・インダストリーズ

今年9月、イングランド北西部にある湖水地方国立公園で、救急隊員がジェットスーツで現場に急行するという”世界初のジェットスーツ救急隊員”の運用テストに成功しました。

ジェットスーツの開発で注目を集めるグラビティ・インダストリーズ(Gravity Industries)の創業者である発明家のリチャード・ブラウニング氏(41)は、自社が開発したジェットスーツを自ら着用して今回の運用試験に参加。
救急隊員として事故現場に見立てた場所まで徒歩25分かかる距離を90秒で移動しました。

グラビティ・インダストリーズからは動画も公開されています。

運用テストが行われたこの公園は主に草原が広がっていますが、かなり岩が多いことがうかがえます。

こうした場所での救助活動は、救助隊が思うように動けなかったり、草や岩に隠れた負傷者を見逃してしまう可能性もありますが、こうしたジェットスーツによる救助では、こうした地形に関わらず、上からの広い視点で捜索することができるでしょう。

救急隊員として運用テストに参加したリチャード・ブラウニング氏は、負傷者の発見後すぐに応急処置を行い、無線で救助を要請して、発煙筒でヘリに居場所を知らせました。

救助活動では初期対応が非常に重要です。状況によっては、適切な処置が数分遅れるだけで生存率が大きく低下してしまうことがあります。


Youtube Gravity Industries『Paramedic Mountain Response!』

迅速に現場に駆け付け、必要な応急処置を行い、医療チームに負傷者・事故現場の状況を事前に伝える――このジェットスーツが現場に広く普及すれば、これまで以上により多くの命を救うことができるでしょう。

エピネシス・コラムズ
ジェットスーツの重量は現在、燃料もあわせて約30kg、約3~4分間飛行できます。

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