今年のノーベル賞の賞金額は1億2,000万円に引き上げ、ノーベル財団

ノーベル財団は今月24日、今年の各賞の賞金額について、去年の900万クローナ(約1億600万円)から1,000万クローナ(約1億2,000万円)に引き上げると発表しました。

ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で巨万の富を得たアルフレッド・ノーベルの遺言により設立され、彼の資産をノーベル財団が資産運用して賞金額や運営費を賄っています。
(ただし経済学賞はスウェーデン国立銀行が導入したもので、賞金はスウェーデン国立銀行が拠出する)


Conférence à l’Ecole polytechnique flickr photo by Ecole polytechnique / Paris / France shared under a Creative Commons (BY-SA) license

このノーベル財団による資産運用は株などのリスク資産への投資割合が高く、賞金額は運用状況や世界経済の影響を受けて大きく変化します。例えば1940~1980年代までは5,000万円を下回っていましたが、1990年代から急激に回復し、2000年頃は賞金額が1億5,000万円ほどもありました。

近年になって賞金額は再び落ち込み、去年は約1億600万円でしたが、今年は約1億2,000万円とのことで、新型コロナウイルスの世界的な流行を受けてなお増額するかたちになりました。

また、今年の授賞式は新型コロナウイルスの影響により、ウェーデンのストックホルムで毎年開かれてきた伝統的な形式ではなく、受賞者の母国で授与の様子をテレビ中継するそうで、やはり「世界で最も混み合う晩餐会」に世界中から人が集まるのは危険であると判断されたのでしょう。

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