珍しい「ニジヘビ」をハイカーが50年振りに発見、フロリダ州

ニジヘビ

アメリカのフロリダ州で野生生物保護活動しているFWC(Fish and Wildlife Research Institute)がこのほど、オカラ国立森林公園内で”ニジヘビ”が確認されたことをFacebookで報告した。

稀にしか発見されない”ニジヘビ”

学名Farancia erytrogramma、アメリカでは”rainbow snake”と呼ばれるこのヘビはナミヘビ科ドロヘビ属の一種だ。本稿では英名を直訳して便宜的に”ニジヘビ”としているが、アフリカやオーストラリアに伝えられる伝説上の生物”ニジヘビ”とは無関係である。

体長は90cm~120cmほどで、これまでに最大で168cmの個体が確認されている。美しい模様と光沢が特徴のニジヘビは、一生のほとんどを水中または泥のなかで過ごすために、目撃されることは滅多にない。毒は持っておらず、おもにウナギやカエル、サンショウウオなどを食べているという。

フロリダ州では50年振りの確認

今回は、オカラ国立森林公園でハイキングをしていた一般人が体長約120cmほどのニジヘビを偶然発見し、撮影に成功した。通常は爬虫類の専門家であっても発見することは稀であるという。フロリダ州で最後にニジヘビが確認されたのは、1969年にマリオン郡で発見されて以来のことで、実に50年ぶりに確認されたことになる。

研究者は、ロッドマン貯水池の水位の変化によって、森林内へ移動しようとしたニジヘビを偶然発見したのだろうと推測している。