家の壁のなかに大量のどんぐり、いったい誰の仕業?

このほど、アメリカ・カリフォルニア州の民家で、害虫駆除会社が民家の外壁の修繕を行うために壁に穴を開けると、家なかから大量のどんぐりが出てくるという出来事がありました。

顧客からの依頼を受け、現地の調査を行った「Nick’s Extreme Pest Control」のニック・カストロさんは、家の外壁に開いた複数の穴からすぐに”ある生き物”の仕業であることを判断。

さっそく修繕のために壁に穴を開けると大量のどんぐりが流れ込んできました。

家に大量のどんぐりを溜め込んだ犯人はなんと「キツツキ」

このどんぐりを溜め込んだのは犯人は、なんとキツツキです。実際にニックさんは、この家にキツツキがドングリを実際に持ち込んでいる姿も確認したといいます。

リスなどの小動物を予想していた方は意外に思われるかもしれませんが、カリフォルニア州などに生息するドングリキツツキは、私たちが想像しているよりもはるかに多くのドングリを蓄えこみます。

エピネシス・コラムズ
「ドングリキツツキ」で検索すると、キツツキが開けた大量の穴の画像が数多く出てくるため、調べする際にはご注意ください。

例えば、同じカリフォルニア州では2015年、無線アンテナの不調があり、技術者がアンテナのカバーを外すとなんと推定135kgもの大量のドングリが落ちてくるという出来事がありました。


タイトルには「Squirrel(リス)」とありますが、実際にはキツツキの仕業であることが分かっています。

想像よりも大量のドングリにプロも驚き

ニックさんはこの道20年以上のベテランで、どんぐりを大量に溜め込んだ犯人がキツツキであることはすぐにわかったそうですが、ドングリの量はせいぜい家の壁の4分の1程度に積み上げられていると考えていました。

しかし、どれだけ取ってもとめどなく溢れてくるドングリ…実はドングリは壁の屋根裏まで積み上げられており、全部集めると大きなゴミ袋で8つ、総重量は300ポンド(約136kg)もありました。

ドングリを”差し押さえ”されてしまったキツツキですが、本当に全部必要だったのでしょうか…?

Reference
Busy Woodpecker Stores 700 Lbs of Acorns in California House Walls -ODDITYCENTRAL-

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