超巨大なカレイ「オヒョウ」とは?

2017年4月10日


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カレイとヒラメの違いは視神経の重なり方によって決定するため、見分け方は意外と難しいということは前回の記事で紹介したが、この魚だけはどうあっても見間違えることはないだろう。
この超巨大な「オヒョウ」と呼ばれるカレイは北海道以北のオホーツク海やベーリング海、アラスカ州やカリフォルニア州の北部に生息し、多くは水深400m未満の海底で生活する。オガレイやササガレイ,マスガレイなどの地方名があり、カレイであるがオオビラメと呼ばれることもある。


Thoke med 98kg flynder flickr photo by norwayguidefishing shared under a Creative Commons (BY-ND) license

その特徴は何といっても巨大な体だ。北海道で漁獲されるものは体長1m前後のものが多いが、アラスカ州などで獲れるものはなんと体長3m,体重で300kg以上にもなるという。しかし、ここまで大きくなるのはメスだけで、オスの場合は半分~1/3程度の大きさにしかならない。メスは成長も早いうえに寿命も長く、40年近くもあるといわれているがオスでは半分の20年程度であるという。


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まさに”海の主”と称するに相応しい巨体であるが、実はまとまって獲れることも多く、関東ではスーパーによく並ぶ。また、そのエンガワ回転寿司などで広く使われている。値段は安価で、淡泊で上質な白身はムニエルに最適だ。水分が少なく身が締まっているため、特にフライにすると絶品なのだそうだ。機会があればぜひ試してみてはいかがだろうか?


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