「ゾウの歯磨き粉」実験とは?


Elephant flickr photo by Jim, the Photographer shared under a Creative Commons (BY) license

数ある科学実験の中でも、世界中の子供たちに大人気な実験がこの「ゾウの歯磨き粉」と呼ばれる実験だ。マシュマロのようなフワフワとした泡が大量に発生することから”マシュマロ実験”とも呼ばれているが、こちらのマシュマロ実験ではない。(参考記事:社会的成功の鍵を握る「マシュマロテスト」とは?)

濃度が30%程度の過酸化水素水に,泡立たせるための液体(洗剤など)を混ぜておき、これにヨウ化カリウムを加えると酸素の発生に伴って勢いよく泡が飛び出す。

この濃度の過酸化水素水は劇物に指定されており、皮膚に付着すると激しい皮膚障害を引き起こすうえにこの実験では酸素が発生するため、火気は厳禁だ。

一般家庭で行う実験としては危険であるため、実験を行う場合は必ず指導者のもとで安全に十分配慮しなければならない。
サイエンスショーなどでは、過酸化水素水に水で溶かした食紅などで着色する場合もある。カラフルな泡が勢いよく飛び出す様子は大人が見ても十分楽しめるだろう。

もっとも、ゾウには大きく平らな歯が4本しかないのでこんなにたくさんの歯磨き粉は必要ないかもしれない。