世界で初めて起きたコンピューターバグとは?

2017年3月5日


Bug in my computer flickr photo by Fernando.Kokubun shared under a Creative Commons (BY-SA) license

コンピュータープログラムにおける誤りや欠陥,不具合は今日では”バグ”と呼ばれている。実はこの”バグ”という名称は世界で初めて起きたコンピューターバグに由来しているのだ。

それは1947年,ハーバード大学で起きた。アメリカ初の電気機械式計算機であるHarvard Mark Ⅰの後継機,Harvard Mark Ⅱの動作が停止した。確認すると,装置のリレー部分には1匹の蛾が挟まっていたのだ。なんと,世界で初めて起きたとされるバグは本物の虫により引き起こされていたのだ。

アメリカ海軍の軍人であり,プログラミング言語のCOBOLを開発した事で知られるグレース・ホッパーはこのバグについて作業日誌に記録し,挟まっていた蛾をテープで日誌に貼り付けた。

世界初の”バグ”(CC0)

この日誌は現在でもスミソニアン博物館のナショナル・ミュージアム・オブ・アメリカン・ヒストリーで保管されているという。

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