相撲について知っておくべき10の事実

2016年3月6日


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1.古来の相撲は殴る蹴るの応酬だった。

726年に殴る,蹴る,突く行為が禁じられるまでの相撲は総合格闘技のようなものだったとされている。現在では八十二手の決まり手が取り決められている。

2.ちゃんこは相撲部屋で力士が作った料理のこと。

元々は相撲部屋で作られる料理のことを指していたが現在では相撲部屋でよく作られた鍋料理のことを指すようになった。

3.立行司は懐に短刀を差している。

これは判定を間違えた場合は切腹をする覚悟を示したものという説や武士が行司であったことの名残だとする説もある。この短刀の用意の際には銃刀法に抵触する為教育委員会に届け出を行うのだという。

4.立ち行事の最高位は「木村庄之助」と呼ばれる。

真田伊豆守(さなだいずのかみ)の家臣,相撲行司の宗家である 初めは九重庄之助と名乗っていたが,1708年に中立庄之助を経て1726年に木村庄之助を初めて名乗り,これが代々受け継がれているのだ。

5.木村庄之助は3代分多い。

6代目木村庄之助が系譜を編纂した際に実質的な初代木村庄之助を4代目とし,架空の3人を創作して水増ししたのだという。

6.廻しが取れた力士は負けになる。

廻しが取れた場合は「不浄負け」といい,負けになってしまう。戦後唯一の不浄負けは2000年5月場所の朝ノ霧満で「相撲で最も稀な負け方」としてギネスブックにも掲載されているという。

7.力士のまげを結う専門の職がある。

「床山」と呼ばれ,経験は不問で、中学校卒業から満19歳までの男子に採用資格がある。また,力士同様に階級も存在する。美容師理容師等の特別な資格は必要ない。

8.相撲の化粧廻しの値段は数百万円

化粧廻しは関取が土俵入りする際に使用する儀式用の廻しである。化粧廻しは高級なものでは一千万円以上にもなる。


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土俵入りの様子。豪華絢爛な化粧廻しが土俵を彩る。

9.土俵にある四か所のずれている俵を徳俵という。

20俵からなる土俵のうち,東西南北に位置する4俵が俵1つ分だけ外にずれており,これを徳俵という。他の部分では踏み切って負けになってもこの部分ではまだ残って徳をするのでこの名がある。元々は野外で相撲を行っていた時代の雨水の排水のために作られていた部分なのだ。

10. まげを結えなくなると引退は間違い。

引退の時期と加齢による薄毛の時期が重なる場合もありこのような俗説が流布されたと考えられている。確かに士規定では十両以上の力士は出場の際に大銀杏に結髪するという規定はあるが ある程度の髪があれば床山の技術で結うことができ 出世が早く,まげを結うことができない場合は 日本相撲協会で問題となるような髪型でない限り 出場は可能である。

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