2月29日生まれの人はいつ年齢が増えるのか?

2015年12月2日


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年齢がいつ増えるのか、考えたことはあるのだろうか?子供の頃は、明日になれば誕生日だとわくわくしながら寝て、朝起きて喜んだこともあったのだろうが、大人になればいつの間にか12時を過ぎて、いつの間にか誕生日を迎えていた、という方も多いだろう。

ところで、誕生日を迎えてから人はいつ年を取るのだろうか?まさか、誕生した日の、誕生した時間を経過しないと年齢が増えないというわけではないだろうが、いつ増えるのかという問題はとても重要である。
極論であるが、例えば2月29日うるう年生まれの人がいたとして、もし「誕生日を迎えたときに年齢が増える」という定義なのであれば、2月29日の人は4年に1度しか誕生日が来ないということになるので、同年代の人たちが20歳を迎える頃には、うるう年生まれの人は5歳ということになってしまう。法律上、こんなことがあってはならない。しっかりとした線引きが必要なのだ。

このようなことを防ぐために法律には簡潔な定義が書かれている。民法143条「年齢計算に関する法律」によれば、年齢は「誕生日の前日の午後12時に加算される」とあるのだ。午後12時は、その翌日の午前12時に等しい。つまり、2月29日の人は前日の2月28日午後12時を過ぎた時点で年齢を加算することになる。
簡単に言えば、誕生日の前日が終わった時点で人は年齢が増えるということなのだ。

この法律の影響は、例えば4月1日に生まれた子供が早生まれに含まれて、4月2日以降に生まれた子供たちよりも1つ上の学年になるのも同じ理由である。
教育基本法の第2章第17条によれば、子供が学校に行かなければならないのは「子供が満6歳に達した日の、翌日以降にある4月1日から」ということになっている。

先ほどにも説明した通り、年齢を加算するのは「誕生日の”前日”の午後12時」ということになっているため、4月1日生まれの人は誕生日の”前日”である「3月31日の午後12時」に年齢が増えることになる。4月1日生まれで満6歳を迎える子供は、教育基本法に従って、3月31日で満6歳を迎えて、翌日の4月1日から就学しなければならない、ということなのだ。

同様に4月2日に生まれて満6歳になる子供は、法律上は4月1日の午後12時に年齢が増える。満6歳になったときにはもう4月1日は過ぎてしまっているため、教育基本法にある「翌日以降にある4月1日」は、来年の4月1日になってしまうのだ。

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