新型コロナウイルスの感染者数をリアルタイムに表示するウェブサイトをジョンズ・ホプキンス大学が公開

2020年02月09日

中国を中心に世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルス。その世界的な感染状況をリアルタイムに表示するワールドマップを、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が公開した。


Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

このリアルタイムマップは世界保健機関(WHO),アメリカ疾病予防管理センター(CDC),欧州疾病予防管理センター,中国国家衛生健康委員会(NHC)および中国の医療従事者コミュニティサイトから収集されたデータを基に作成されている。

全世界の感染者数

新型コロナウイルスのリアルタイムマップ
Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

”Total Confirmed”では、確認された新型コロナウイルスの感染者数を表示している。これによると、2020年2月8日13時時点で確認されている全世界の感染者数は34,887人となっている。
その下には国(地域)ごとの感染者数が表示されており、中国が34,569人と最も感染者数が多く、次に”Others(その他)”が61人、シンガポールでは30人、香港では26人、タイは日本と並んで25人の感染者が確認されているようだ。

それぞれの国(地域)の項目をクリックすると、右にあるリアルタイムマップで詳細を確認することができる。例えば、“Others”をクリックすると、右側のマップが日本に移動して「cruise ship, Others」と表示される。どうやら、”Others”は横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」における新型コロナウイルス感染者を表しているようだ。記事作成時点での最新の感染者数は64名だが、このマップでは61名と表示されているため、どうやらマップに反映されるまでに数時間はかかるものとみられる。

全世界の感染規模


Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

ワールドマップに表示されている赤い丸は、国(地域)における感染規模を表したものだ。感染者数が多いほど、赤い丸が大きくなる。あくまで感染規模を表示しているだけに過ぎず、感染者の場所を正確に表したものではないことに注意が必要だ。例えば、日本では全国各地で感染者が確認されているにも関わらず、横浜港のクルーズと合わせても2つの赤い丸しか表示されていない。


Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

感染規模の詳細表示


Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

マップ上で感染者をクリックすると、感染者数(Confirmed)死者(Deaths)回復者数(Recovered)がそれぞれ表示される。これによると、記事作成時点での感染者数は25人、死者数は0人、回復者数は1人になっているようだ。

死者数と回復者数


Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

こちらの表では全死者数(Total Deaths)全回復者数(Total Recovered)が表示されている。記事作成時点では全死者数は724人,全回復者数は2,076人のようだ。カウンターの下には、地域ごとの人数が多い順に表示されている。

オレンジと黄色の線グラフは、中国内の感染者数他の国の感染者数を表している。中国の感染拡大に対して、他の国での感染拡大はかなり抑えられているため、現在この項目はあまり”役に立っていない”ようだ。他の国で感染者が急増した場合、新たに国ごとの線グラフが追加される可能性がある。

全画面表示も可能

それぞれの項目は全画面表示することができるため、マルチモニターなどでそれぞれの数値を表示すれば、新型コロナウイルスの世界的な状況をより分かりやすく把握することができるだろう。ただし、ページを更新しなければ、表示される数値はそのままなので、ページを自動更新する機能や設定と合わせて使いたい。ページの更新速度が速い場合は、サーバーに大きな負荷がかかるため、更新速度は必ず数時間単位で行うように。

新型コロナウイルスのリアルタイムマップは以下より。
Coronavirus 2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE

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